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cotan books オンラインストアがプレオープン!

はじめまして、cotan booksです。
本日オンラインストアがプレオープンです。

昨今の暗がりな情勢を鑑みて、自分ができることを考えたときに
「本を届ける」ことが唯一ではないかと思い、
予定より早めにオンラインストアを開きました。

今回はプレオープンに合わせ、特集テーマを設けています。

テーマは「長く、曲がりくねった道を歩き続ける自分のために」です。

写真にある5冊は、今後長期戦になると言われている
新型コロナ感染症によるさまざまな影響をくぐりぬけていくために、
きっと力になってくれるだろうと思った本たちです。

これから、政治、経済、法律、医療といった広範な社会要素から、
自身の価値観、生活、心身の状態などの身近で小さなものまで、
私たちが基礎として捉えていたものたちが
急激に変化していくのを目の当たりにすると思います。

どんな方でも、これから外出がままならない状況が続く中で
インターネットに触れる機会はさらに増えていきます。
インターネットで得られる情報と力によって、
変化の量とスピードは大きく増幅されるでしょう。

終息が見通せない状況下で、
インターネットを通してこれからの変化の連続に直面し続けていくことは、
長く、曲がりくねった道を歩き続けることに似ていると私は感じています。

そんな中で、夏目漱石の「私の個人主義」で語られた”自己本位"という考え方が、
本来意図されたものとは違えど、今の状況に転用できるのではないかと曲解してみました。

漱石がかつて経験したように、たとえ大きな変化に振り回され失意に陥ったとしても
「長く、曲がりくねった道を歩き続ける自分のために」必要な一つの強い軸、
あるいは象徴として”自己本位”というものが、
一個人が地に足をつけて一歩一歩進むための一助になると思い、
急激な環境変化に対する適応力を育む本として、「私の個人主義」をテーマの一冊として選んでいます。

本書では、苦悩に陥った漱石がいかに"自己本位"を見出し、
それによって先へ進み始めることができたかが語られています。
ぜひご一読ください。

最後にお店の紹介を少しだけ。

cotan booksは"インターネットとうまくつきあう"をコンセプトにした本屋です。
言い換えると、いわゆる「デジタルウェルビーイング」を主題としています。

店主である私はIT業界に10年ほど勤めてきましたが、
インターネットの便益と弊害を日々実感しながら、
どうやったらこの強力なツールを私たちの豊かさに生かすことができるのかを考えてきました。

インターネットは社会の鏡とも言われており、
インターネットを見つめ直すということは、
幅広い意味で、社会と自分をかえりみることにつながると思っています。

まず自身や事物についてかえりみて、未来に取るべき行動を考えてみることが、
私たちの豊かさを築いていく第一歩になるのではないか、
そして、「本を読む」という行為こそが、かえりみることを行うのに
最適なのではないかと思い立ち、本屋を開業することにしました。

そのため当店では、私生活でも仕事でも活かせるwebサービスの使い方を紹介するような、
インターネットと「寄り添う」ことを目的とした本だけでなく、
自然に触れる、目の前の人を大事にする、過去の価値観を見出すといった
「離れる」ための本も取り揃えます。

ちなみに、cotan booksの「cotan」は漢字で「枯淡」と書きます。
ひとことで表すと 「世俗にとらわれない、ありのままの姿」を意味します。

cotan booksを通して、 あなたの”枯淡な”価値観を見出すお手伝いができれば幸いです。

それでは、今後ともよろしくお願いします。

*特集以外にもさまざまな本がございますので、サイト内をいろいろご覧になってみてください。
まだ数は多くないですが、日々本は増やしていく予定です。
*実店舗は長野県松本市にて、夏頃オープンを見込んでいます。