【新刊】ポストトゥルース
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【新刊】ポストトゥルース

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著:リー・マッキンタイア 監修・翻訳:大橋 完太郎 翻訳:居村 匠、大﨑 智史、西橋 卓也 出版:人文書院 判型・頁数:四六判、270ページ ■店主コメント 2016年にオックスフォード大の「今年の一語」に選ばれたこの言葉の起源、現代に浸透した経緯、これからの対抗策について、膨大な調査と考察と共に論じられている。 客観的な事実よりも、個人的な信念や共感に訴える方が影響力が大きくなることの弊害は、近年国を問わず可視化されてきた。 個人が行う情報の取捨選択、反射的反応の影響と吟味の必要性について考えさせられる1冊。 ■紹介(版元ドットコムより) 現代を考える基本書 フェイクニュース、オルタナティブファクト…、力によって事実が歪められる時代はいつから始まったのか。政治や社会への広範なリサーチと、人間の認知メカニズム、メディアの変容、ポストモダン思想など様々な角度からの考察で時代の核心に迫る。アメリカ「PBSニュースアワー」2018年ベストブックノミネート&世界六ヵ国翻訳のベストセラー、待望の翻訳。 「誰かがわたしたちの目をくらませようとしている世界に対してどのように反応すべきか。これは、わたしたちが決定できることだ。つねにそうであったように、真実はいまだに重要である。わたしたちがこのことを理解するのに間に合うかどうかは、わたしたち自身にかかっている。」(本書より) ■目次 序 第一章 ポストトゥルースとは何か 第二章 科学の否定とポストトゥルース  「疑いがわたしたちの商品なのです」  気候変動とその果てに  ポストトゥルースとの関係 第三章 認知バイアスのルーツ  社会心理学の三つの古典的な発見  認知バイアスについての現代の研究  バックファイアー効果  ダニング=クルーガー効果  ポストトゥルースとの関係 第四章 伝統的メディアの凋落  メディア・バイアスの問題  ポストトゥルースとの関係 第五章 ソーシャルメディアの台頭とフェイクニュースの問題  フェイクニュースの歴史  今日のフェイクニュース  話の転がる先  反撃  ポストトゥルースとの関係 第六章 ポストトゥルースを導いたのはポストモダニズムか?  サイエンス・ウォーズ  ソーカルのでっちあげ  ポストモダン右翼  トランプ支持のトロール(ネット工作者) 第七章 ポストトゥルースとの戦い  わたしたちは真理以前の時代に入りつつあるのか 訳注 附論 「解釈の不安とレトリックの誕生――フランス・ポストモダニズムの北米展開と「ポストトゥルース」」(大橋完太郎) 訳者あとがき 参考文献 ■著者プロフィール リー・マッキンタイア Lee McIntyre 1962年生まれ。ボストン大学哲学・科学史センターリサーチフフェロー、ハーバードエクステンションスクール倫理学インストラクター。著書に、Philosophy of Science (Routledge, 2019), The Scientific Attitude (MIT Press, 2019), Respecting Truth: Willful Ignorance in the Internet Age (Routledge, 2015), Dark Ages: The Case for a Science of Human Behavior (MIT Press, 2006), Laws and Explanation in the Social Sciences (Westview Press, 1996).など。 大橋 完太郎(おおはし・かんたろう) 1973年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、神戸大学大学院人文学研究科准教授。専門はフランス思想、近現代芸術理論および表象文化論。著書に、『ディドロの唯物論』(法政大学出版局、2011年)。論文に「ポスト・トゥルース試論:現象と構造」(『美学芸術学論集』第15号、2019年)など。共訳書にカンタン・メイヤスー『有限性の後で』(人文書院、2016年)など。 居村 匠(いむら・たくみ) 1991年生まれ。神戸大学大学院人文学研究科博士課程前期課程修了。現在、同大学大学院博士課程後期課程在学および京都芸術大学非常勤講師。専門は美学・芸術学、ブラジル美術。論文に「エリア・オイチシカ《トロピカリア》における侵襲性と〈食人の思想〉」(『美学』第68巻第2号、2017年)、「オズワルド・ヂ・アンドラーヂの批評におけるブラジル性について」(『美学』第70巻第2号、2019年)など。 大﨑 智史(おおさき・さとし) 1987年生まれ。神戸大学大学院人文学研究科博士課程後期課程退学。現在、立命館大学映像学部講師。専門は、映画研究、視覚文化論。論文に「映像のなかのスクリーン――リアプロジェクションをもちいた多層的映像をめぐって」(『美学』第69巻第2号、2018年)、「モンスターに触れること――『キング・コング』における特殊効果のリアリティ」(『叢書セミオトポス15』、新曜社、2020年)など。 西橋 卓也(にしはし・たくや) 1992年生まれ。神戸大学大学院人文学研究科博士課程前期課程修了。現在、同大学大学院博士課程後期課程在学。専門は映画研究。論文に「『カサブランカにおける排除と包摂の力学――亡命者の表象を中心に』」(『第69回美学会全国大会 若手研究者フォーラム発表報告集』、2019年)。