

著:メレ山 メレ子
出版:亜紀書房
判型・頁数:四六判、176ページ
発売日:2021年1月20日
■紹介(版元ドットコムより)
ひとりの楽しさも、心地よさも知っている。
もう恋愛に振り回されたくない。
いや、ぶんぶん振り回されてみたい。
――行ったり来たりのわたしの心!
恋愛なんてもう卒業。
花や草や虫を愛で、気の合う仲間を思い、心穏やかに暮らしていたい。
そう嘯きながらも、恋に恋する気持ちが捨てられない。
恋愛は甘く美しく、しかし時に猛毒ですらあることだってもちろん知っている
というのに――
人と人との間で交わされる、恋と愛のエピソードを渉猟する日々を丹念に綴った、メレ山メレ子的恋愛フィールド雑記帳。
穂村弘さんとの特別対談を収録!
ブックデザイン:服部一成
■目次
1 チョロ山チョロ子、恋に恋する?
2 恋の押し問答
3 わたしと向き合う
4 恋愛の謎と痛み
5 信頼できない語り手、懲りずに人を好きになる
特別対談 穂村弘×メレ山メレ子
あとがき
初出
■著者プロフィール
メレ山 メレ子 (メレヤマ メレコ) (著/文)
1983年大分県別府市生まれ。平日は会社員として勤務。旅ブログ「メレンゲが腐るほど恋したい」にて青森のイカ焼き屋で飼われていた珍しい顔の秋田犬を「わさお」と名づけて紹介したところ、映画で主演するほどのスター犬になってしまう事件に見舞われた。やがて旅先で出会う虫の魅力に目ざめ、虫に関する連載や寄稿を行う。2012年から、昆虫研究者やアーティストが集う新感覚昆虫イベント「昆虫大学」の企画・運営を手がける。
著書に『メレンゲが腐るほど旅したい メレ子の日本おでかけ日記』(スペースシャワーネットワーク)、『ときめき昆虫学』(イースト・プレス)、『メメントモリ・ジャーニー』(亜紀書房)がある。
HP https://mereco.jp/