

著:バートレット ジェイミー
訳:星水 裕
出版:CCCメディアハウス
判型・頁数:B6判、 347ページ
発売日:2015年9月16日
■紹介(出版サイトより)
グーグル、ホットメール、フェイスブック、アマゾンなどおなじみのオンライン世界の向こう側には、自由が限界まで追求され、人々がなりたいものになり、したいことができる、サイト、コミュニティ、カルチャーの、あまり表に現れない巨大なネットワークが存在する。創造的で複雑、かつ、危険で不穏な世界。あなたが考えるより、はるかに身近な世界。
本書は、現在のインターネット、そして、その最も革新的で危険なサブカルチャーである、荒らし、ポルノ作家、麻薬の売人、ハッカー、政治的過激派、コンピュータ科学者、ビットコインプログラマー、自傷行為者、リバタリアン、自警団員などに関する、啓発的な研究だ。さまざまな直接体験、独占インタビュー、そして衝撃的な文献証拠に基づき、自由と匿名の条件下における人間性の驚くべき一面を垣間見せ、変わり続ける謎の世界に光を当てる。
■目次
はじめに
序 章 自由か死か
第1章 荒らしの素顔を暴く
第2章 一匹狼
第3章 「ゴールト峡谷」へ
第4章 3クリック
第5章 オン・ザ・ロード
第6章 ライト! ウェブカメラ! アクション!
第7章 ウェルテル効果
終 章 ゾルタン対ゼルザン
謝 辞
解説 やわらかな日本のインターネット
巻末注
参考文献
■著者プロフィール
ジェイミー・バートレット JAMIE BARTLETT
シンクタンクDemosの「ソーシャルメディア分析センター」の所長であり、オンラインの社会運動、および、テクノロジーが社会に与える影響を専門とする。ロンドン在住。