【新刊】つながっているのに孤独 人生を豊かにするはずのインターネットの正体
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【新刊】つながっているのに孤独 人生を豊かにするはずのインターネットの正体

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著:シェリー・タークル 訳:渡会 圭子 出版:ダイヤモンド社 判型:四六判 発売日:2018年9月21日 ■紹介(出版社サイトより) スマートフォン、ソーシャルメディア、VR、そしてロボット……。あなたの心を満たすテクノロジーこそが、あなたから「人間らしさ」を奪っていく。TEDの再生回数350万回超のMIT人気教授が語る、テクノロジーが人間関係に及ぼす「今そこにある危機」とは? 全世界に影響を与えた大ベストセラー、ついに邦訳。 ■目次 はじめに テクノロジーと人間の関係が変わる コンピュータの時代の精神分析 変わる人間とコンピュータの関係 ネットワークとロボットの進化 深い会話から生まれた民族誌 協力してくれた方々への感謝 未来を生きる娘への手紙として 序章 つながっているのに孤独 人間関係の代用品となったテクノロジー 私たちは現状に満足しているのだろうか 「ロボットを使えばよかったのに」 ロボットとの愛とセックス 私たちはロボットに親密な関係を求めるのか? 恋人よりも息子よりも ロボット化の時代 変わる人間関係とアイデンティティ つながっているのに一人ぼっち 接続とそれへの不満 生まれつつある新しい「自己」の問題 大切なものは何かを考える2つの物語 PARTⅠ ロボット化の時代 ── 孤独の中の新たな親密さ 第1章 いちばん近くにいる隣人? コンピュータと交わす秘密の会話 シンギュラリティの到来? ロボットは十分に生きている? 子どもたちにとって「生きている」とは何か? 子どもの目にロボットはどう見えているか 実用主義的な人間観 「たまごっち」がやってきた 世話をすれば愛情が生まれる 追悼にあたいする喪失 第2章 十分に生きている? 子どもたちのロボット体験 感じることを求めるロボット 世話をするほど愛着がわく ロボットの電源切れと病気と死 ロボットが苦しむとき人間は何を感じるか 赤ちゃんロボットをめぐる倫理的な問い 学生がヒューマノイドに感じた居心地の悪さ 人間よりロボットに期待し始めた人間 第3章 本当の同伴者? 現代の自動人形 他者を取り替え可能とみなすことのリスク AIBOを「育てる」子どもたち 「代用品」が「本物」に変わる可能性 ロボットを乱暴に扱う複雑な心理 機械であると同時に生物 ロボットに慰めを求める人々 セックス・ロボットが提供する「快楽」 第4章 ロボットに魅入られる人間 赤ちゃんロボット 子どもたちの実用主義的ロボット観 ロボットのベビーシッター ロボットによる高齢者介護 愛されるためにロボットを愛する ロボットに不死の希望を託す 第5章 人間とロボットの共謀 MIT人工知能研究所で開発されたロボット 人間との交流で学習するロボット 「最初の出会い」で子どもに何が起こるか? 身体の動きでロボットとつながる 種明かしされても変わらない関係 表情・声・言葉でロボットとつながる 世話をすることでロボットとつながる ロボットの悪影響と倫理的問題  過食  自信喪失  怒り・虐待 ロボットとの関係にともなう倫理的な問い 第6章 ロボットによる高齢者ケア エイジラボにやってきたペット・ロボット ロボットを歓迎する高齢者たち ケアをする機械は可能か? ロボットは人間を「気にかける」のか? 孤独な老人が慰めを求める相手 動物のペットとペット・ロボット ロボットのダイエット・コーチに癒やされる すべての人が共有する弱さ ひ孫よりロボット? ロボットが文化の一部になる 人間は介護ロボットを好きになれるか? 介護の現場で起こっていること ロボットによる介護の倫理的問題 第7章 ロボットと心を通わせる? ロボットとのおしゃべり より多くを求める「共謀」 ロボットの限界がわかっても感じるつながり ロボットと自分を結びつける実験 舞台芸術家が演じたロボットと人間のつながり 未来の「愛」はどうなるのか? 機械に感情を与えようとする試み 人間がロボットに進化する? 日々の現実がロボットとの距離を近づける ロボットが人間性を回復させる? PARTⅡ ネットワークの時代 ── 親密さの中の新たな孤独 第8章 いつもつながっている人生 新種のサイボーグ ネットが提供する自由な空間 ネットで生まれる新しい自己 「距離」と「場所」の意味が変わる 複数の世界で生きる ネット時代の新しいマナー マルチタスキングの真実 休暇中も仕事から離れられない 「処理」され「削除」されるメッセージ 物を人と見なし、人を物と見なす 第9章 常時接続社会のアイデンティティ スマホを見ずにいられない 変わる親離れと自立の意味 離れられないから自立できない 人に頼って自分を確かめる テクノロジーが助長するナルシシズム的自己 変わりつつある精神的自立の基準 アバターで別の自分を演じる フェイスブックの「友だち」 プロフィールづくりに追われる フェイスブックに疲れ果てる 自己PRのストレスを感じる 第10章 電話をかけなくなった社会 電話を嫌う社会 新しいエチケット 「電話は重すぎる」 ネットの国で自分をつくる 思春期のモラトリアム 複数の人格を使った実験 会って話すべきこともあるけれど いつどのメディアを使うか 電話よりテキスト あらゆる世代を襲うプレッシャー 一人になる時間が持てない 強い感情は電話ではなくネットで 排除される「声」によるコミュニケーション 声を使うのを嫌がる理由 第11章 人間に期待しない社会 アバターで自己実現 現実と幻想のはざまのアイデンティティ バーチャルな世界で成長できるか? スクリーンの中の生活 退屈と無縁の世界 シミュレーションゲームへの耽溺 プレッシャーなき創造・リスクなき冒険 ランダムなつながりの行き着く先 強制された空間への逃避 遮断困難な電子版アヘン 第12章 秘密を告白する空間 告白サイトに集う人々 誰かが聞いてくれているという幻想 悪感情を吐き出すことの効果 軽くなる謝罪の意味 ネット上の他人の残酷さ 自己を投影して他人を攻撃する 「コミュニティ」の意味が変わった 告白を読んだ者が問われること 第13章 脅かされるプライバシー 若者たちの戸惑い テクノロジーの影響と向き合う必要 リスクを避けてネットに依存する テロと暴力の世界で 誰と話しているのかわからない ネットに費やす時間が増えていく ストーキングの誘惑 プライバシーを差し出す世代 過去を消せない世界の自己規制 感覚と現実の乖離 削除も消去もできない世界 プライバシーと政治 プライバシーなくしてデモクラシーなし 第14章 古き良き時代への郷愁 手紙や電話の時代には戻れないのか 自分だけに意識を向けてほしい 全員へのメッセージは誰にも届かない 自然なメディアを求める若者 本当の自分でありたい 自発的に接続を断つ若者たち ネット時代の「森の生活」 自分らしくあるための聖域 終章 人間の会話をとりもどす テクノロジーに使われる人間 人間への期待値が下がってきた時代 症状と夢 それは目的にかなっているか? 感情を持つ機械 人間はロボットにどんな関係を求めているのか 失われる秘密と孤独 二者択一の罠 介護ロボットで変わるケアの意味 子育てロボットに育てられる子どもの感情 テクノロジーとつきあう現実的方法 テクノロジーを使うのは私たち エピローグ 娘への手紙 スカイプと手紙 母たちと娘たち 生活のすべてを記録するという発想 テクノロジーに押し込められる人間 収集と回想 私たちを人間たらしめるもの 原注 索引 ■著者・訳者プロフィール 著者 シェリー・タークル(Sherry Turkle) 1948年ニューヨーク生まれ。ハーバード大学卒。臨床心理学者で、マサチューセッツ工科大学(MIT)科学技術社会論の教授。1980年代からコンピュータや仮想現実などのテクノロジーが人間にどのように影響を与えるかを研究しており、技術と人間との関係についての第一人者。当初はポジティブな側面に注目していたが、ここ数年はインターネットやソーシャルメディア、またはロボットといったテクノロジーが人間関係を希薄にすることについて警鐘を鳴らしている。著書に『インティメイト・マシン ── コンピュータに心はあるか』(講談社)、『接続された心 ── インターネット時代のアイデンティティ』(早川書房)、『一緒にいてもスマホ ── SNSとFTF』(青土社)などがある。 訳者 渡会圭子(わたらい・けいこ) 翻訳家。上智大学文学部卒業。主な訳書に、ロバート・キンセル/マーニー・ペイヴァン『YouTube革命 メディアを変える挑戦者たち』、マイケル・ルイス『かくて行動経済学は生まれり』(以上、文藝春秋)、エーリッヒ・フロム『悪について』(ちくま学芸文庫)、スコット・ギャロウェイ『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』(東洋経済新報社)などがある。