ダークウェブ・アンダーグラウンド 社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち
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ダークウェブ・アンダーグラウンド 社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち

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著:木澤佐登志 発行:イースト・プレス 判型:四六判、272ページ 刊行日:2019年1月17日 ※本商品は新刊のため定価となります ■店主コメント "単なるイリーガル領域として切り捨てることができない独自の文化圏"に着目した、もう一つの"自由"なインターネットのガイドブック。 反体制的な海外ダークウェブ(not ディープウェブ)の基礎となったTorネットワークの設計思想と多くの事例をもとに、ダークウェブの光と闇を浮かび上がらせる。 補論1では日本国内のダークウェブ文化に着目し、海外でみられるようなシェア精神が根付こうとしない、日本独自のサブカル・アングラ的消費観を取り上げている。 本書は2019年1月刊行のため、2017年までのネット動向を追った「僕たちのインターネット史」を補足するかたちで、1年あまりで起きた変化(コインチェック騒動やブロッキング問題など)を振り返ることもできる。 ■紹介(版元ドットコムより) 政府の監視も、グーグルのアルゴリズムも、企業によるターゲティングも、さらには法律の手すらも及ばないインターネットの暗部=ダークウェブ。「ネットの向こう側」の不道徳な領域を描き出すポスト・トゥルース時代のノンフィクション!! 知られざるインターネットの暗部――ダークウェブ。その領域の住人たちは何よりも「自由」を追い求め、不道徳な文化に耽溺しながら、「もう一つの別の世界」を夢想する。 本書ではアメリカ西海岸文化から生まれたインターネットの思想的背景を振り返りながら、ダークウェブという舞台に現れたサイトや人物、そこで起きたドラマの数々を追う。「自由」という理念が「オルタナ右翼」を筆頭とした反動的なイデオロギーと結びつき、遂には「近代」という枠組みすら逸脱しようとするさまを描き出す。 ■目次 序章 ・もう一つの別の世界分断されたインターネット ・フィルターにコントロールされた「自由」 ・「唯一にして限界なき空間」 ・日本での議論 ・インターネットのもっとも奥深い領域 第1章 暗号通信という「思想」 ・ダークウェブとは何か ・イメージと実情 ・国家安全保障局との攻防 ・革新的な暗号化技術の誕生 ・「数学」というもっとも美しく純粋なシステムによる支配 第2章 ブラックマーケットの光と闇 ・「闇のAmazon」 ・「シルクロード」の革新性 ・思慮深きマーケットの支配者 ・DPR逮捕の内幕 ・インターネットの二面性 第3章 回遊する都市伝説 ・殺人請負サイトQ&A ・顧客情報流出事件 ・人身売買オークション ・スナッフ・ライブストリーミング 第4章 ペドファイルたちのコミュニティ ・児童ポルノの爆発的な拡散 ・フィリピンのサイバー・セックス・ツーリズム ・ハードコアな情報自由主義者 ・知識共有と意見交換 ・おとり捜査 ・その後の議論 補論1 思想をもたない日本のインターネット ・根付かない「シェア」精神 ・アングラ・サブカルとしての消費 ・アメリカのインターネットが反体制的な理由 第5章 新反動主義の台頭 ・フェミニスト・セックス・ウォーズ ・良識派への反発哲学者、ニック・ランド ・「人類絶滅後の世界」 ・拡散する実験、そして崩壊 ・暗黒啓蒙(ダーク・エンライトメント) ・恋愛ヒエラルキーの形成と闘争領域の拡大 ・「男らしさ」に対する強迫観念 第6章 近代国家を超越する既存のシステムからの脱出 ・排他性を孕む結論 ・ブロックチェーン上のコミュニティ ・バーチャル国家が乱立する未来 補論2 現実を侵食するフィクション ・冥界としてのサイバースペース ・ロコのバジリスク現実認識を変容させる ・「ネタ」が本当に ■著者プロフィール 木澤佐登志 (キザワサトシ) (著/文) 木澤佐登志(Satoshi Kizawa)1988年生まれ。中央大学経済学部国際経済学科卒。ブロガー、文筆家。インターネット文化、思想など複数の領域に跨った執筆活動を行う。サブカルチャー批評ZINE『Merca』などに寄稿。また、kzwmn名義で『シックスサマナ』にて「ダークウェブの歩き方」を連載。